英単語を覚えるには確かなコツがあります。
自分の英単語レベルは10000〜12000程度で大したことはありませんが、短期記憶に難がある自分がここまで覚える事には大変苦労し、様々な方法を試してきました。
今日はそんな事について自分なりの意見を伝えて行きたいと思います。
英語を勉強する方は、多かれ少なかれ以下の様な単語の壁にぶち当たると思います。
①そもそも英単語に興味がない。
②英単語を覚える作業が退屈。
③覚えてもすぐに忘れてしまう。
④上達感が無い。
⑤この単語いつ使うんだ?と頻回に思う。
これらの問題は全て解決しきれるものではありませんが、自分が感じている効率的な英単語学習方法を以下にお伝えします。
・英単語は繰り返し見たり聞いたり使ったりする中で覚えられるものなので、一回で完璧に覚えようとしない。
→毎日、町を歩けば人に会いますが、それぞれの人の顔を完璧に記憶している人は少ないでしょう。しかし頻繁に会う人については、名前はわからなくても顔は覚えてしまうでしょう(毎朝の通勤で出会う人など)。英単語の学習はこの様な現象に良く似ています。単語を覚えるのであれば週に2回程度新しい単語と顔合わせしておくのが大切です。この時、完璧に記憶しようと気張ると覚えられない自分自身に対して非常に疲れてしまうので逆効果です。最初は全然分からなくても問題ありません。複数回単語を見る事で徐々に鮮明にイメージできる様になります。つまり単語学習において、短期記憶の良し悪しは余り関係ないのです。それよりも覚えたものを忘れない様に繰り返し出会う作業の方が大切なのです。長期記憶になってしまえば、こっちのものです。
以下は品詞別の覚え方について述べます。
・名詞はほぼ全てGoogleの写真を使って、イメージとして覚える。形容詞は名詞にくっつけて覚える。
動詞や副詞はそれを使う事で覚えられる。
→例えばCrayfishとかいう名詞は
Crayfish=ザリガニ(の写真 or イメージ)で覚えると長期記憶に定着しやすいです。また、名詞はマジカルバナナの様な遊び(繋がりがある名詞を順番に挙げていく言葉遊び)で、言い換えながら覚えていくと効率が良いです。
例: Crayfish=Red=scavenger(腐肉を食べる動物)
こうするとCrayfishに付随してscavengerという名詞もセットで記憶する事ができ、記憶を引き出す際に楽になります。
これに形容詞をくっつけてしまうと、セットで形容詞まで覚えられます。例えば、Crayfishに、fierce(獰猛な)という形容詞をくっつけて、It's a fierce crayfish.と覚えてしまうのです。この時、誰かに説明するかの様に、It's a とか、That'sとかをつける様にしましょう。
動詞や副詞は基礎的なものから複雑なものまで、使いながらこなれる事が大切です。
例えば、説明時に頻繁に使う動詞としてstate(...を述べる) がありますが、この単語の意味だけを覚えるのは余り意味がありません。それよりも、He states that....(彼は....を述べている)の様に使うのが良いでしょう。clearlyのような副詞はHe clearly states that....のように動詞にくっつけて覚えると効率が非常に良いです。
単語学習は非常に退屈なので、1人で勉強していると、どこかで行き詰まってしまうでしょう。そんな時は、誰か第三者に解説や説明するように覚えるのがコツです。
その時、英単語そのものに興味がある必要はありません。英語はあくまで言葉なので、使う場面をリアルに考えると退屈しないで継続できます。赤ん坊のように使いながら覚えるのです。
以上の事が私が実践してきた学習方法です。参考になるかは分かりませんが、興味がある方は是非実践してみて下さいね!
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